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杵築市伝統的建造物地区

江戸時代、能見松平氏が治めた杵築藩。三万二千石と小藩ながらも譜代大名として独自の地位を与えられ、七島藺(しっとうい)で経済的成長を支えていました。

杵築城を中心として南北の高台に武家屋敷群、間の谷に商人の町が形成された特徴的な城下町です。この城下町には、名前が付いているだけでも14の坂があり、杵築城、武家屋敷、商人の町をつなぐ重要な役割を果たしていました。
七島藺:大分県の国東(くにさき)地方だけで生産されているカヤツリグサ科という植物で、畳の材料となります。

杵築藩の上層藩士の居住区があった「北台」「南台」に現在も多くの武家屋敷が残されており、伝統的建造物群及び地割がよく旧態を保持しているとして、平成29年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
保存地区内の伝統的建造物の中には、大分県有形指定文化財「大原邸」や杵築市指定有形文化財「磯矢邸」が一般公開されており、江戸時代を肌で感じることができます。

毎年2月中旬から3月中旬にかけて、城下町の武家屋敷や商家でおひなさまが飾られます。藩医佐野家に伝わる貴重なおひなさまなど江戸時代から武家や商家で飾られてきたおひなさまを趣のある屋敷で楽しむ風情は格別です。

観光地詳細

名称 杵築市伝統的建造物地区
Webサイト http://www.kit-suki.com別ウィンドウで開きます。外部サイトの場合はアクセシビリティガイドラインに対応していない可能性があります。
所在地 大分県杵築市杵築172
アクセス 大分空港道路の杵築ICより車で5分
JR杵築駅より車で15分
大分空港より車で25分、バスで30分
お問い合わせ先 TEL:0978-63-0100(杵築市観光協会)

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