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宇和島城

現存十二天守に数えられる天守は国の重要文化財であり、日本100名城にも指定されています。宇和島の中心部に位置する標高約80mの丘陵に築かれた平山城です。

築城の名人・藤堂高虎により「空角の計」と言われる宇和島城の原型が、慶長元(1596)年から慶長6(1601)年にかけて造られました。元和元(1615)年に伊達政宗の長子、伊達秀宗が入城して以来伊達家代々の居城となりました。廊下の内側に障子戸が残っているのは、現存天守でも唯一です!お城山の植物は、300年以上火災や伐採を逃れていることから、絶滅種となった植物もあるなど豊かで貴重な植生も見どころのひとつです。現在の天守は伊達家の居城になってから再建されたものですが、城構えは藤堂高虎が創建した当時のものを引き継いでいます。

伊達博物館は、現在まで13代続いている宇和島伊達家所有であった膨大な所蔵品をほぼレプリカなしで展示・公開しています。

長寿大名日本一と謳われる七代藩主伊達宗紀(だてむねただ)が隠棲に造った別邸の庭園。家紋の竹に肖り十数種の竹も植えられ、太鼓橋の白玉富士の美しさは言葉に尽くせないほどです。

観光地詳細

名称 宇和島城
Webサイト http://www.uwajima.org/spot/index7.html
住所 愛媛県宇和島市丸之内1
営業時間 開門:3月~10月 6時~18時30分、11月~2月 6時~17時
天守:3月~10月 9時~17時、11月~2月 9時~16時
郷土館:3月~10月 9時~17時、11月~2月 9時~16時
お問い合わせ先 TEL:0895-22-2832 (宇和島城天守)
料金 天 守:大人200円/中学生以下無料(団体割引あり)
郷土館:無料