熊本城

熊本城は、戦国時代の名将、加藤清正が1601年（慶長6年）から7年がかりで造った日本三名城の一つに数えられます。
城には難攻不落のための様々工夫が施され、西南戦争（1877）の際は籠城した政府軍兵ら約3,000数百人が50余日間を耐え抜きました。
西南戦争の270年も前に清正が築いた熊本城の堅固さに、西郷隆盛は後に「政府軍に負けたのではない。清正公に負けたのだ」と語ったという話が広まっています。

2016年の熊本地震により甚大な被害を受けましたが、多くの人々の支援を受け2021年3月に天守閣が復旧しました。完全に復旧・復元されるまでには長い道のりですが、復興のシンボルとして着実に動き出しています。