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鹽竈桜(鹽竈神社)

境内をピンクに染める鹽竈桜

宮城県塩竈(しおがま)市の鹽竈神社は1,200年以上の歴史をもつ由緒正しい神社です。国の天然記念物に指定されている珍しい鹽竈桜(シオガマザクラ)をはじめ、ソメイヨシノや八重咲きのシダレザクラなど約300本が境内を彩っています。鹽竈桜は一つの花に薄ピンク色の花弁が35~50枚も付く華やかな品種。遅咲きのため、ソメイヨシノなどの見頃が過ぎてから開花します。境内からは松島湾の絶景を見ることもできます。

鹽竈神社花まつり

「鹽竈神社花まつり」は、毎年4月第4日曜日に行なわれます。1700年代の後半、天災で作物が実らなかったとき、鹽竈神社に祈願したところ作柄が良くなったことに感謝し、神輿を出して町内を練り歩いたのが祭りの始まりと伝えられています。現在は、約1トンの神輿を16人の担ぎ手により流れるように市内を進み、塩竈の街を練り歩きます。雅楽の流れる中、市内を巡行する様は厳粛かつ伝統を感じさせる光景です。祭りの見どころは、神輿が200段を超える表坂の石段を登る姿。神輿を担いで石段を進む様子は、まさに息を飲むような光景。境内は約300本の桜が満開の頃で、松島湾の眺めもよく、参拝者で賑わいます。

観光地詳細

名称 鹽竈桜(鹽竈神社)
Webサイト http://www.shiogamajinja.jp/別ウィンドウで開きます。外部サイトの場合はアクセシビリティガイドラインに対応していない可能性があります。
所在地 宮城県塩竈市一森山1-1 
アクセス 三陸道利府中ICから車で約10分
JR本塩釜駅から徒歩で約15分
開門時間 5:00~20:00
お問い合わせ先 TEL: 022-367-1611(志波彦神社・鹽竈神社社務所)

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