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斎場御嶽

原始の森に眠る沖縄を代表する聖地で祈りの文化を感じる

沖縄県南城市に琉球王国最高の聖地、斎場御嶽(せーふぁうたき)はあります。「御嶽(うたき)」とは、沖縄南西諸島における祭祀を執り行う「聖地」の総称。中でもここは、琉球王国最大の神事「御新下り(おあらおり)」が行われた場所で、今も特別な空気が流れています。琉球独自の自然観に基づく信仰形態が評価され、世界文化遺産にも登録されています。

三庫理

斎場御嶽にある6つの聖域(イビ)の1つです。2つの大きな岩が寄り添って作られた不思議な三角形の空間を通り抜けると、正面に三庫理(さんぐーい)が現れます。奥の石畳から国の重要文化財に指定された金製の勾玉が出土しました。斎場御嶽は琉球の創成神アマミキヨが造った聖地といわれていて、三庫理に光が差し込む様子は神が造ったといわれるにふさわしい雰囲気です。

南城市地域物産館 

南城市の豊かな自然の恵みを活かした特産品をはじめ、他では手に入らない南城市のイメージキャラクターなんじぃのグッズや工芸品などのお土産が揃います。隣接する南城・がんじゅう駅では南城市の観光情報も。斎場御嶽に関する展示もあるので、情報や知識を仕入れてから斎場御嶽に行くと、より一層楽しめます。斎場御嶽の入場料はここで入手しましょう。

知念岬公園

斎場御嶽の第2駐車場近くにある絶景スポット。琉球の創成神アマミキヨゆかりの聖地である久高島(くだかじま)をはじめ、コマカ島、津堅島(つけんじま)、勝連半島(かつれんはんとう)などが一望できます。三方を太平洋に囲まれた園内には赤瓦屋根の東屋や遊歩道があり、散策を楽しむことができます。早朝、知念岬公園から眺める日の出の美しさには息をのみます。

観光地詳細

名称 斎場御嶽
Webサイト https://okinawa-nanjo.jp/sefa/別ウィンドウで開きます。外部サイトの場合はアクセシビリティガイドラインに対応していない可能性があります。
所在地 沖縄県南城市知念久手堅539
アクセス 那覇バスターミナル東陽バス志喜屋線338番で約1時間、斎場御嶽入口バス停下車、そこから徒歩で約10分
お問い合わせ先 TEL: 098-948-4611(南城市観光協会)
その他 当面の間、密を防ぐため三庫理の中へは立ち入り禁止となっています。

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