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越中八尾観光会館

見る者を圧倒する豪華絢爛な八尾曳山
1740年代から受け継がれる、八尾の春の祭礼行事「曳山祭」は、生糸、蚕種、和紙、木炭の生産と取引で栄えた八尾商人の繁栄の象徴です。この豊かな生活の中で連綿と受け継がれる曳山と郷土芸能。展示館では、雅やかな曳山囃子とともに、常時3台の曳山を見ることができます。
越中八尾曳山祭
八尾の曳山は、上新町が富山藩主である前田正甫公から譲り受けた雛人形と素人芝居の役者を乗せ、町中を曳き回ったのが始まりであると伝えられています。その後、各町が八尾町人の豊かな財力を示すかのように曳山を造り、競い合うように現在の絢爛豪華な曳山を6基造り上げました。井波の彫刻、城端(じょうはな)の漆工、高岡の彫金など当時の名工の作が惜しげもなく飾り付けられた豪華な曳山は、養蚕業(蚕種・絹)と和紙で豊かな財を築き上げた八尾の町人文化の繁栄の証であり誇りでもあります。曳山祭は、毎年5月3日に開催されます。
越中八尾おわら風の盆
初秋の風が吹くころ、おわら風の盆の幕開けを迎えます。毎年9月1日から3日にかけて行われるこのおわら風の盆は、山々が赤くもえる夕暮れを過ぎると、家並みに沿って並ぶぼんぼりに淡い灯がともり、三味線、胡弓、太鼓の音に合わせて格調高い男女の踊りが、坂の町を流し歩きます。越中八尾観光会館では、期間中毎晩おわらの舞台踊りが披露され、一町内で町流しや輪踊りが行われます。また、一年を通して、毎月第2・4土曜日に、おわらのステージが開催されています。
諏訪町通り
おわら風の盆は、宵闇迫る頃に祭が始まります。11の町ごとにそろいの浴衣姿で若い男女が踊り流す町流しは、祭りの醍醐味です。優美な町流しの舞台となる通りのひとつが諏訪町通りです。白壁に木格子の町家が連なり石畳の緩やかな坂が続きます。江戸時代の街並みのたたずまいを残す情緒ある通りはおわらが最も似合うスポットとされ、「日本の道百選」、「日本の音風景百選」にも選ばれています。
観光地詳細
名称 | 越中八尾観光会館(曳山展示館) |
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Webサイト | https://www.yatsuo.net/![]() |
所在地 | 富山県富山市八尾町上新町2898-1 |
アクセス | JR高山本線越中八尾駅から八尾まちめぐりバスで11分、曳山展示館前下車すぐ |
営業時間 | 9:00~17:00(最終入場:閉館30分前まで) |
お問い合わせ先 | TEL: 076-454-5138 |