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高家神社
料理の神様を訪ねて千葉県南房総市にある高家神社へ
高家神社(たかべじんじゃ)は、全国でもめずらしい料理の神様「磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)」(尊称:高倍神)を祀る神社です。料理関係者や味噌・醤油などの醸造業者なども多く参拝に訪れます。毎年5月、10月、11月に平安時代(794-1185)の宮中行事を再現した「庖丁式」奉納が執り行われます。
料理の神様「磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)」
茅葺きの清楚な佇まいの拝殿の正面奥には内拝殿、祝詞殿、御本殿と続き、料理の神様「磐鹿六雁命」が祀られています。日本最古の歴史書『日本書紀』(720年完成)にも、記載があるほど歴史のある神様です。約1,800年前、天皇がこの地域を訪れた際に、磐鹿六雁命が白蛤(はまぐり)を料理し献上したところ、天皇はそのおいしさに大変喜び、代々子孫は朝廷の料理人「膳(かしわで)」の職を継いだことで料理の神様と言われるようになったとされています。
千年伝承 庖丁式
庖丁式は平安時代初期から宮中行事の一つとして行われていました。厳粛な雰囲気の中、当時の衣装をまとい、右手に式庖丁、左手に真魚(まな)箸を持ち、古式に則った無駄のない所作と熟練の技をあわせながら、一切手を触れることなく食材を調理します。一つ一つの所作や切形にも祝賀や祈願などの意味が込められています。庖丁式は、日本料理の伝統と精神を今に伝える儀式で、毎年5月17日、10月17日、11月23日に高家神社境内で庖丁式の奉納が執り行われています。
料理にまつわるお願いなら何でも
全国でもめずらしい料理の神様を祀っていることから、料理関係者や味噌・醤油などの醸造業者を中心に全国から多くの人々が参拝に訪れます。「料理が上手になりますように」に始まり、料理に関することは何でもお願いできます。調味料の守り神・高倍神(たかべのかみ)に奉納される限定醸造醤油「高倍(たかべ)」も買うことができます。
観光地詳細
名称 | 高家神社 |
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Webサイト | https://takabejinja.com/ |
所在地 | 千葉県南房総市千倉町南朝夷164 |
アクセス | 富津館山自動車道富浦ICから車で約30分 JR内房線千倉駅から館山日東バス白浜行き高家神社入口下車、徒歩で約10分 |
参拝可能時間 | 8:00~17:00 |
お問い合わせ先 | TEL: 0470-44-5625 |
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