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山代温泉

北大路魯山人、与謝野晶子、泉鏡花・・・名だたる文化人がその痕跡を残した山代温泉。江戸時代は共同浴場を中心として町が作られ、「湯の曲輪(ゆのがわ)」と呼ばれていました。「総湯」と「古総湯」の二つの共同浴場を中心に、今もその原風景を彷彿とさせる湯の町の佇まいが残ります。

山代温泉 古総湯

明治時代の総湯を復元し、外観や内装だけでなく入浴方法も当時の雰囲気のままに味わうことができます。
浴室の壁、床にはステンドグラスや九谷焼タイル、拭き漆の壁面が明治期の温泉情緒を感じさせてくれます。

魯山人寓居跡いろは草庵

当時福田大観と名乗っていた北大路魯山人が、大正4年の秋から約半年間生活した場所です。この家は吉野屋旅館の元別荘で、木造瓦葺2階建ての母屋は、明治初期に建てられたと言われています。山代の旦那衆には、茶人や、書画・骨董などに造詣が深い風雅な人たちが多く、この別荘は文化サロン的な場所でした。
2002年より一般公開となり、この母屋と土蔵をロビーで繋ぎ現在の「いろは草庵」の形となりました。魯山人が刻字看板を彫った仕事部屋、書や絵を描いた書斎、山代の旦那衆達と語り合った囲炉裏の間、茶室・展示室(土蔵)などを公開しています。

九谷焼窯跡展示館

江戸時代前期に作られた”古九谷”のような色絵磁器を復活させようと、大聖寺の豪商豊田伝右衛門が江戸時代後期に築いた吉田屋窯の跡(国指定史跡)を、発掘された状態のまま公開しています。
施設内には他に、昭和15年に作られた九谷焼としては現存最古の登り窯(加賀市指定文化財)と、明治30年代に建てられた九谷焼窯元の工房として使われていた展示棟(加賀市指定文化財)があります。
展示棟内では、九谷古陶磁の数々を紹介する企画展(年4回開催)や、絵付体験、蹴ロクロ体験も行っています。

観光地詳細

名称 山代温泉
Webサイト http://www.yamashiro-spa.or.jp/別ウィンドウで開きます。外部サイトの場合はアクセシビリティガイドラインに対応していない可能性があります。
所在地 石川県加賀市山代温泉18の128番地 山代温泉古総湯
アクセス JR加賀温泉駅から車で10分
北陸自動車道加賀ICから車で15分
営業時間 6:00~22:00
定休日 総湯・古総湯 毎月の第4水曜午前中(午後から通常)
お問い合わせ先 TEL:0761-77-1144

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