機内での過ごし方をカスタマイズ!機内食事前予約サービスの拡充

2023/03/22

ANAでは、2023年3月31日からの出発便より、機内食の事前予約サービスに「No Thank you Option(機内食不要)」と「Quick & Light Meal(軽めの機内食サービス)」という新たな選択肢を導入します。
これにより、お客様が機内での時間をもっと自由にお過ごしいただけるようになるとともに、機内で食されることなく捨てられてきた食品廃棄の削減につなげていきます。

機内食の事前予約サービスとは?

予約から飛行機に搭乗される24時間前までに、ご希望のお食事を事前に選択できるサービスのことです。事前に和食・洋食などのご希望のお食事を選択しておくことで在庫切れの心配なく機内でお召し上がりいただくことができます。
さらに、「No Thank you Option(機内食不要)」と「Quick & Light Meal(軽めの機内食サービス)」を選択できるようになることで、お食事の時間を睡眠やお仕事のために確保するなどそれぞれのお客様のご要望に合わせた選択が可能になります。

「No Thank you Option」と「Quick & Light Meal」の選択肢

機内での時間をお客様に自由にカスタマイズしながらお過ごしいただけるようお食事サービスの選択肢を拡大しました。
「No Thank you Option(機内食不要)」は全路線・すべてのクラスのお客様にお選びいただけます。例えば、搭乗する便が昼間の場合、離陸直後にすべてのお客様に提供される機内食を「不要」という選択をすることで、お食事サービスの時間を自由にお過ごしいただくことができます。
「Quick & Light Meal(軽めの機内食サービス)」は、コースメニューをご提供するファーストクラス・ビジネスクラスの欧米路線および一部のアジア路線において、機内で簡単にお食事を済ませたいというお客様のご要望に合わせた選択肢です。サラダ・サンドイッチ・デザートをワントレーに載せた軽めのメニューをさっと済ませた後は、ご自身の時間を過ごしていただけます。

「Quick & Light Meal」のサラダ・サンドイッチ・デザート(一例)
機内での時間を自由に(イメージ)

食品ロス削減にも貢献

さらにこれらの選択肢はお客様の機内での自由な時間を創出するだけでなく、これまで提供されずに捨てられてきたお食事の廃棄量削減にもつながります。
飛行機にはお客様の人数分のお食事が搭載されますが、機内で提供されることがなかった機内食はすべて廃棄されてしまいます。
機内食は不要であることを事前に意思表示いただくことで、お客様とともに食品ロス削減を叶えていくことを期待しています。

日本の食品ロスの現状とは?

まだ食べられるのに、捨てられてしまう食べ物のことを「食品ロス」といいます。
この「食品ロス」が日本全体で522万トンあります。(2020年度推計値)
国民一人当たりに換算すると毎日お茶碗約1杯分の食糧を捨てていることになります。
世界では、食料廃棄量は年間13億トンにもなります。(消費者庁HP参照)
機内での食べ残しを削減していくことで食品ロス削減に貢献することができます。

522万トンは東京ドーム約4個分の分量です。

ANAグループでは、機内やラウンジにおける食品類の廃棄率3.8%以下(2030年度目標)を目指しています。今後もお客様に快適な空間を提供していくとともに、さまざまな視点で食品ロス削減を実現し、SDGs達成に貢献していきます。

SDGs 12番 つくる責任つかう責任