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伊弉諾神宮

国生み神話の神社で、夫婦円満を祈る

兵庫県淡路島にある伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)は、『古事記』・『日本書紀』の冒頭に登場する日本を創造した神、伊弉諾尊(いざなみのみこと)が起こしたとされる日本最古の神社です。境内にある「夫婦大楠」は夫婦円満・縁結びのご利益があると言われています。

夫婦の大楠(兵庫県指定天然記念物)

樹齢約900年、樹高30m余で、江戸時代の淡路の地誌に「連理の楠」と記され、信仰の対象として広く知られています。元は2株の木が、成長するに連れて合体し、1株に育ったという奇樹で、伊弉諾(いざなぎ)、伊弉冉(いざなみ)2柱の御神霊が宿り給う御神木で横には岩楠神社という社になっています、ここには、伊弉諾尊(イザナギ)、伊弉冉尊(イザナミ)が最初にお産みになった神、蛭子大神が祀られています。現在に至るまで、夫婦円満、安産子宝、良縁縁結などの篤い信仰で崇められています。

陽の道しるべ

伊弉諾神宮を中心とする太陽の運行と有名神社の関係を現わす円形のモニュメントで、真東に伊勢(皇大神宮・内宮)、真西に海神神社(対馬)、真南に諭鶴羽(ゆづるは)神社(淡路島)、真北に出石(いずし)神社(但馬)、夏至の日出に諏訪大社(諏訪湖)、日没地に出雲大社・日御碕神社、冬至の日出に熊野那智大社(那智御瀧)、日没地の高千穂神社(宮崎県)が鎮座するなどの古代ロマンに思いを馳せることができます。

観光地詳細

名称 伊弉諾神宮
Webサイト https://www.awajishima-kanko.jp/manual/detail.php?bid=448&lid=&at
所在地 兵庫県淡路市多賀740
アクセス JR神戸線舞子駅からJR・本四海峡バス 津名港乗換、西浦線淡路交通バスで約20分
JR神戸線三ノ宮駅から神姫バス 郡家乗換、西浦線淡路交通バスで約5分
伊弉諾神宮前下車
営業時間 9:00~17:00
お問い合わせ先 TEL: 0799-80-5001

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