NEWS ANA

第03‐150号
2003年12月3日
2004年サマーダイヤより、
中国線ネットワークの新規路線「杭州線」を開設!!
〜観光・ビジネス・貨物需要の高い「長江デルタ」地区とのパイプを強化!〜


  ANAでは、2004年サマーダイヤ(3月28日)より、成田=杭州線、関西=杭州線、成田=瀋陽線を新規開設することに決定いたしました。

 成田=杭州線を週4便、関西=杭州線を週3便運航し、日本−杭州間を毎日運航体制といたします。1998年7月より運航している関西=瀋陽線の週2便に加え、成田=瀋陽線の週3便を運航し、日本−瀋陽間を週5便体制といたします。
 ANAでは、2003年ウインターダイヤ(10月26日)より、成田=上海線のトリプルデイリー化(従来1日2往復→1日3往復)をはじめに、中国路線を順次増便し、10月26日より週あたり計9往復増便、12月1日より週あたり計13往復増便し、週あたり計102往復と中国路線のネットワーク規模を拡充しております*。
*2003年9月11日プレスリリース実施
 また、2005年2月における新中部国際空港の開港当初は、上海線・ソウル(仁川)線などの2路線程度の運航を予定**しておりますが、今後とも観光・ビジネス・貨物需要の拡大している中国マーケットに対応し、ますます日中間のネットワークを拡充してまいります。
** 2003年11月18日プレスリリース実施

■杭州について
日本からの渡航者数が、上海・北京に続く需要の高いマーケット!!
杭州空港から数時間以内でアクセスできる杭州市・寧波市・温州市を含めると、年間で日本からは約17万人、世界各地からは年間で約83万人の渡航需要の高いマーケット***であり、上海市・北京市に続く、深市・大連市・広州市・西安市の年間渡航者数に並ぶ規模に成長しております。
  *** 中国旅行統計年鑑(2002年版)による2001年度実績のデータ
「長江デルタ」の交通要衝!! 観光資源が豊富で、中国国内でも有数な観光地!
杭州は、歴史上では古代南宋の都で、「長江デルタ」の主要都市となっており、歴代王朝時代より物流をはじめとする中国東南部の交通の要衝となっています。
西湖をはじめ、歴史上の名所旧跡、長江および西湖周辺の山々が彩る山紫水明の自然美など景勝観光資源が豊富で、古くから「上に天堂(天国)あり、下に蘇(州)杭(州)あり」と称えられる中国国内でも有数な観光地で、今後、日本からの観光需要の拡大が見込まれます。 また、西湖の龍井茶、シルクなど地理や気候に恵まれた有名な特産品が数多くあります。
経済の活性化に伴い、世界の企業が多数進出し、ビジネス・貨物需要の高いマーケット!!
杭州空港の後背地には、経済技術開発区を有する蘇州市・杭州市・寧波市・温州市・紹興市をはじめ、中国小商品城(卸売り市場)の義烏市などが挙げられ、家電・コンピューターなどの日本の大手メーカー企業をはじめ、世界の企業が多数進出しており、今後ともビジネス・貨物需要の拡大が見込まれるマーケットです。


■2004年サマーダイヤからの中国増便路線

 成田=杭州線の週4便に加え、羽田=関西線で乗り継ぎの関西=杭州線の週3便を合わせると、東京と杭州間を毎日運航する体制といたします。




以上