柏島(高知県・大月町)
高知県の西南端に位置する柏島は、周囲約4kmの海に面した小さな島。本島とは2本の橋で結ばれていて、車で訪れることができます。黒潮と豊後水道のぶつかる海域には、なんと日本でみられるうちの約1/3の種類の魚が生息。海洋生物の宝庫であり、釣りやダイビング、海水浴が人気のスポットです。
柏島といえば、イタリアのランペドゥーザ島のような「船が宙に浮いて見える」ほど透明な海が、SNSで話題となり一躍有名に。“柏島ブルー”といわれるエメラルドグリーンの海の透明度は、平均で20m、最高時には30~40mまで海底を見渡せるほどの美しさ。訪れる人の誰もが感動する透明度の高い海で、ダイビングや海水浴、シュノーケルを楽しむことができます。
ちなみに、大堂山展望台や一切展望所、柏島橋(旧柏島橋・新柏島大橋)から望む海の景色も圧巻。「船が浮いて見える」写真を撮るなら、旧柏島橋や竜ヶ浜キャンプ場がベストポイント。そして、「海の濁りがない」「風がない(水面が揺らいでいない)」「太陽が真上にある時間帯」の3条件が揃った場合に撮れる可能性が高いそう。運よく条件に恵まれたなら、フォトジェニックな1枚を旅の記念に持ち帰ってみては?
- 柏島
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住所:高知県幡多郡大月町柏島
ウェブサイト:こうち旅ネット
ヒリゾ浜(静岡県・南伊豆町)
良質な水の美しい海に囲まれた伊豆半島。最南端に位置する南伊豆には、白浜や弓ヶ浜など白砂の絶景ビーチがありますが、それらのビーチと一線を画す魅力を放つのが“秘境のビーチ”と呼ばれる「ヒリゾ浜」です。
石廊崎と仲木の境にあるヒリゾ浜は、崖に覆われた独特の地形をしており船でしか訪れることができません。あたり一体は国立公園になっていて、ありのままの自然とエメラルドグリーンの海が一帯となった、秘境感あふれる神秘的な景観を楽しむことができます。
ヒリゾ浜の魅力は、なんといっても抜群の透明度! 5m下の小石までくっきり見えるほど透明度が高く、「下り潮」のときは最大の透明度になるそう。サンゴ礁や南国の季節回遊魚などが生息していて、海中の美しい世界が覗けるシュノーケリングが大人気です。付近に川などがないこと、伊豆半島の最南端の海岸で黒潮の通り道となっていることなど、さまざまな条件が重なったヒリゾ浜は、伊豆地区で最も水の美しい海水浴場と評されています。
ヒリゾ浜は普段は立入禁止のビーチで、上陸できるのは夏季(7月~9月)の間だけ。訪れるなら、7月と9月が比較的混雑が少なくおすすめ。伊豆の秘境に潜む透明度抜群の海に、感動すること間違いなしです。
- ヒリゾ浜
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住所:静岡県賀茂郡南伊豆町中木
ウェブサイト:仲木へ行こうよ
「ここは本当に日本なの?」と思わず疑ってしまうほど、美しすぎる海の景色にため息の連続。あなたはどの海に行ってみたくなりましたか?
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