2種類のウニの味
北海道北部、稚内西側の日本海に位置する礼文島。日本最北端の有人島で、海岸から高山植物が咲き乱れる「花の浮島」としても知られています。
南東の利尻島との間に走る礼文水道を含む周囲の海は、ホッケ、タラ、コンブなど北国ならではの海産物の宝庫でもありますが、なかでもウニは利尻とともにこの地域を代表する名産品。海の栄養をたっぷりと吸いこんだコンブを食べて育っており、甘く、コクのある味わいが特徴です。北海道のウニはもちろんよく知られていますが、なかでもここ礼文島のウニは、やはり実際に足を運んで新鮮なものを味わってほしい逸品です。
獲れるのは、キタムラサキウニとエゾバフンウニ。棘が長く明るい黄色の身のキタムラサキウニは、淡くあっさりとした味を持ち、棘が短く濃いオレンジ色の身のエゾバフンウニは、甘みの強い味わいがたまりません。
ちなみに島内には地元の船泊漁業協同組合が運営する「うにむき体験センター」があり、ここでは獲れたばかりのウニを自分でむく作業を体験することができます。もちろん最も鮮度の高い状態を味わうことができ、現地を訪れた人のみが味わえる味覚は見逃せません。
食べるなら
自分で殻を割り、その場で試食体験
うにむき体験センター
住所 | 北海道礼文郡礼文町大字香深村字キトウス |
電話番号 | 0163-87-2506 |
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- このページの情報は2016年7月現在のものです。