豊かな自然の恵みは、日本だけの財産
都市部の空港から飛び立つと、ほどなくして真っ青な海の上、あるいは緑深い山の上空へとさしかかります。日本国内のどんな空港からどこの路線でフライトしても、様子は同じです。それもそのはず、四方を海に囲まれたこの島国は、陸地の実に約70%が森林であり、国土に占める森林の面積比率がOECD加盟国の中で第3位の森林大国なのです。
弘前や吉野に咲き誇る春の桜、日光の山々や京都を染める秋の紅葉、新潟の棚田で一斉にこうべを垂れる金色の稲穂…。明確な四季ある気候にも支えられた豊かな自然の恵みは、まさに世界に類をみない日本だけの財産です。
こうした日本ならではの美しさは、自然の営みだけがつくったわけではありません。その土地の人々が、自然とともにある暮らしをつむぎ、何世代にもわたって守ってきたからなのです。
山から沸き出でる清らかな水で酒を仕込む杜氏の人々、その土地の産物を活かした滋味あふれる漬け物の味、厳冬の寒さをしのぐための工夫から生まれた芸術的な伝統刺繍。その地域ならではの自然を活かしながら暮らすため、それぞれの地域で育まれた智恵が、日本らしさを形づくってきたのです。
寄附者様とご一緒に、地域創生を支えたい
かけがえのない豊かな自然とそこに息づく文化を、次世代に、その次の世代にも、連綿と受け継いでゆくことは、各地へと翼を広げてきたエアラインとしての責任でもあるとANAは考えています。そこで『ANAのふるさと納税』を通じて、地域創生に参加できる取り組みを進めています。
そもそも『ふるさと納税』とは、応援したい自治体に寄附ができるしくみのこと。多くの自治体では寄附のお礼として、その土地ならではの特産品や宿泊券などの返礼品が用意されています。味やものや旅、そうしたことを通して、自治体がある地域の文化や産業を知ってもらおうという取り組みです。
また『ANAのふるさと納税』では、自治体への寄附と同時に、寄附額に応じてマイルが貯まるしくみもつくっています。寄附するだけにとどまらず、貯まったマイルを使って実際に寄附先の港町へ、あるいは里山へと足を運んでいただき、その土地に暮らす方々や豊かな自然と直に触れ合いながら、地域活性化にも参加していただきたいという想いがあるからです。
ANAは『ANAのふるさと納税』を通じて、お客様とご一緒に、地域創生を支えたいと願っています。みなさまの参加をお待ちしています。