絶景・グルメ・宿泊を満喫。紅葉ロープウェイから始まる秋の旅

寒霞渓は日本三大渓谷美の1つとして、瀬戸内海国立公園の象徴となっています。その大渓谷は、1,300万年前の火山活動で噴出した火山岩類が地殻変動や浸食作用で形成。東西7キロ南北4キロに渡る自然美を誇ります。「寒霞渓ロープウェイ」は乗車時間4分50秒で、その雄大な景色を空中散歩で楽しめます。

寒霞渓の紅葉が色づき始めるのは11月上旬から、一番の見頃は11月中旬頃。山麓駅から山裾にかけては11月下旬に紅葉が進み、長い期間楽しめるのが特徴です。赤、黄、オレンジ色に染まる紅葉植物と灰色に染まった奇岩、そして空と瀬戸内海のコントラストが見事。ロープウェイからは眼下に紅葉植物が絨毯のように広がります。

ロープウェイで頂上に着いた後は、山頂展望台より瀬戸内海をパノラマで眺めることができます。山頂駅から鷹取展望台方面へ10分ほど歩くと、瀬戸内国際芸術祭2022の作品が常設展示されています。また、落ち葉のしおり体験、キリトリフレーム貸し出し、幸せハート松ベンチで写真撮影、絶景サイダーなどの体験コンテンツも満載。見て、撮影して、体験できる観光スポットとなっています。

寒霞渓ロープウェイから車で約30分の「井上誠耕園 ファームズテーブル 忠左衛門」は、オリーブ・柑橘農家の井上誠耕園にある瀬戸内海が見える直営レストランです。地元産の食材にこだわり、料理に合わせた品種の違うオリーブオイルの風味を楽しみながら食事がいただけます。400年の歴史を誇る手延べそうめんの技法で作った手延べパスタ料理をはじめ、エキストラヴァージンオイル100%で作るアヒージョ、瀬戸内の旬の魚介を使ったカルパッチョ、香川のブランド和牛・オリーブ牛など、オリーブオイルと小豆島の食を存分に堪能できるのが魅力です。

ランチのおすすめは、「忠左衛門のオリーブ牛ランチセット（2人前8,500円・税込）」。忠左衛門の人気メニューを2人でシェアして楽しめるお得なセットです。セット内容は、オリーブ牛のタリアータ、手延べパスタ、エキストラヴァージンオイル100%で作るアヒージョ、自家製パン＆サラダ、自園で採れた柑橘100％の生搾りジュース、自家製生食パンを使ったハニートースト。ここでしか味わえないオリーブとオリーブ牛の魅力が詰まっています。

瀬戸内海が一望できる小高い丘に立つ、「オリビアンホテル小豆島 夕陽ヶ丘ホテル」。小豆島の食をベースにしたオーベルジュを目指し、瀬戸内海の魚介や敷地内で採れた食材を使ったビュッフェ料理が自慢のホテルです。施設内には、天空の露天風呂やテニスコート、ミニゴルフ場を完備。2022年8月には瀬戸内国際芸術祭作品である「はじまりの刻」がホテル敷地内の旧ゴルフ場に設置されました。

客室は、洋室、和室、和洋室、ペットルームとニーズに合わせた部屋が用意されています。2022年5月にリニューアルした客室は、全てテラス付きです。本州の山並みや瀬戸内の穏やかな青い海に沈む夕陽を眺めることが可能。ワンランク上の島時間を過ごすことができます。

今回は、札幌、箱根、小豆島のロープウェイから始まる秋の旅をご紹介しました。同じ紅葉を楽しむロープウェイの旅ですが、街、山、島とそれぞれシーンが変わり、魅力も異なっています。お好みの紅葉風景とグルメを選んで、秋の旅に出かけてみませんか。

なお、航空券や国内ツアーの支払いには、貯まったマイルをスカイコインに変えて利用することが可能です。ぜひマイルを活用して秋旅の計画を立ててみてはいかがでしょうか。