飛行機に乗らなくても楽しめる空間となった【福岡空港】
今回お話を伺うのは、福岡空港でグランドスタッフとして働く大平ひかるさん(おおひら・ひかる)さん。
「リニューアルされた福岡空港の魅力を多くの方に知っていただきたい」と、新しくなった福岡空港の見どころを教えてくれました。
「新しい福岡空港では、地下鉄から国内線旅客ターミナルのチェックインカウンターがあるフロアへ、直接つながるエスカレーターが出来ました。重たい荷物を持ってあちこちと迷うことなく、スムーズにアクセスしていただけます。各航空会社のカウンターがワンフロアにまとめられ、利便性がとても良くなったことをはじめ、さまざまなショップ、レストラン、施設があるので、飛行機に乗らなくても楽しめる空港へと生まれ変わりました。福岡在住の方も、他のエリアにお住まいの方にも、新しくなった福岡空港をぜひ知っていただきたいです」(大平さん)
大平さんがまず教えてくれたのは、新しくなったANAラウンジ。
「かつては北と南の2ヶ所あったANAラウンジが1つになり、日本を代表する建築家・隈研吾氏の監修により、美しく機能的なくつろぎ空間にグレードアップしました。以前は窓がなく、やや閉鎖的な印象がありましたが、新しいANAラウンジは明るく開放的に。プレミアムクラスをご利用の方、ANAカード プレミアムをお持ちの方、ANA Million Miler Program『Lounge Access Card』をお持ちの方、そして『ANA SUITE LOUNGEご利用券』をお持ちの方にご利用いただくことができますので、ぜひ訪れてみてください」。
今回は、そんな大平さんが自信を持っておすすめする、福岡空港に来たら絶対に行きたいスポットを3つ厳選してお届けします。
さっそく見ていきましょう。
【新・福岡空港 見どころその1】写真映え間違いなし。2フロアにまたがる国内線旅客ターミナルビルの「展望デッキ」
大平さんがまずおすすめしてくれたのは、国内線旅客ターミナルビルの3階から4階にまたがって広がる「展望デッキ」です。
2020年8月のリニューアルオープンにより、その広さは旧デッキの4倍以上に。
飛行機の発着総数で全国屈指の福岡空港は、繁忙期には2分に1回以上の頻度で飛行機が離着陸。
その光景を間近に見られることから「日本一飛行機に近い展望デッキ」として人気を集めています。
「以前はガラス張りのフェンスで囲まれていましたが、新しくワイヤーフェンスに変更になり、写真が撮りやすくなったとお客様から好評を集めています。
滑走路が1つしかなく※、数多くの飛行機が離着する福岡空港は、他の大規模空港の中でも異質な存在。さまざまなタイプの飛行機を見ることができることが魅力です。椅子、テーブル、ベンチが多数設けられていますので、ぜひ足を運んでみてください」(大平さん)
- 2025年に新しく2本目の滑走路が完成予定
4階のデッキからは360度の眺めが堪能でき、夜には美しい福岡市街の夜景とともに、鮮やかなライトに彩られる滑走路を眺めることができます。
福岡空港を訪れたら、ぜひ、展望デッキを訪れてみましょう。
スポット情報(1)
- 名称:福岡空港 国内線展望デッキ
- 場所:福岡空港国内線旅客ターミナルビル3階・4階
- 営業時間:7:00~22:00/天候不順時は閉鎖
- ウェブサイト:福岡空港 国内線展望デッキ