暮らすように過ごせる働き心地の良い客室
なんて居心地の良さそうな空間なんだろう...。それが「KIKI知床ナチュラルリゾート」でもトップクラスの人気を誇るファミリー向け客室「ナチュラルファミリーフォース」に入った瞬間の第一印象でした。オホーツク海側に面した窓から注ぐ自然光、温もりある木の家具、カラフルなファブリック、広々とした空間。それらが一体となって醸しだすフレンドリーな雰囲気に、これから始まる知床ワーケーションへのワクワク感が高まります。
定員は2~4名の「ナチュラルファミリーフォース」の間取りは58平米のワンルーム。ツインベッドと2段ベッドが備わります。一般的にワンルームタイプの客室ではベッドが主役になりがちですが、こちらの部屋は特大ソファーのあるリビングスペースがメインステージ。まさに、暮らすように過ごせるお部屋です。
そのためでしょうか、「ナチュラルファミリーフォース」にはビジネス仕様のデスクやイスはありませんが、リビングのどこでもパソコンを開けば仕事モードにすっと気分を切り替えることができます。ローテーブルでコーヒーを飲みながら、窓辺にラウンジチェアを移動して景色を眺めながら、座面の広いソファに座って足を伸ばしながら、その時の気分で居場所を変えながら仕事に向き合える十分な広さと設えは、ワーケーションで滞在する部屋にとって重要な要素だと改めて実感しました。
開放的なテラスも格好のワークスポット
部屋での仕事に疲れたら、ロビーやラウンジに移動して気分転換できるのもワーケーションのいいところ。全館フリーWi-Fiが使える「KIKIナチュラルリゾート」は、1階の「シアターラウンジ」と「北斗の森テラス」も格好のワークスポットです。座り心地の良さそうなソファや、アウトドアをモチーフとした雑貨などが置かれた「シアターラウンジ」は、スローな時間が流れるカフェのような雰囲気。資料を読んだり調べ物をしたりするのに最適な空間です。
個人的なお気に入りは、ロビーから外につながる「北斗の森テラス」。圧倒的な開放感を味わえる屋根のないエリアもいいですが、仕事に集中するなら少し奥まった軒下がおすすめ。ロビーとテラスを仕切る大開口の窓が全開するので、天気の良い日は心地よい空気が流れてとても気持ちよく過ごせます。また、フロントの前にあるので、それなりに人の行き来がある場所ですが、静かすぎないことがかえって集中力を増してくれます。都会では味わえない開放感のなかで仕事に向き合えば、素敵なアイデアが湧いてくるかもしれません。
安心して子供と滞在できるおもてなしの数々
「KIKI知床ナチュラルリゾート」は、知床の大自然を家族みんなで楽しんでもらいたいという思いから、子供にも優しい施設やサービスを多数用意しています。そのひとつがホテル1階のキッズスペース「あそびの森」。世界の優れた玩具や遊具を提供するボーネルンドが監修したこの施設は、雨の日でも楽しく遊べるようにボールプールやサイバーホイールを備えるなど、遊び場としてかなり本格的。そのほか、カラフルで可愛い食器や温泉で使える子供用のチェア、人気アーティストのツペラツペラとコラボレーションしたオリジナルデザインの浴衣など、グッズやアメニティも充実しています。
ホテルでの食事は、朝食も夕食もビュッフェ&グリルスタイルの「ツリーサイドブッフェ」にて。夕食は和洋中の約60品が揃い、創作和洋の朝食もおよそ50品から選べるなどバリエーションが豊富なので、家族それぞれの食べる量や好みに合わせてチョイスできるのも嬉しいですね。いずれも北海道の食材を中心に使用しており、産地の旬の味覚を楽しめます。朝食では特産の鮭を使った知床の新グルメ「アッペ飯」も提供されているので、ぜひお試しあれ。
知床観光のベースキャンプに最適な立地
女満別空港から車でおよそ1時間35分。観光船の発着所が集まるウトロ港を望む高台に立つ「KIKI知床ナチュラルリゾート」は、知床観光の拠点としても最適なロケーションです。野生動物が数多く生息している手つかずの大自然をはじめ、夏の観光クルーズや冬の流氷、満天の星、温泉、数々の絶景、オホーツクの海の幸など、年齢や季節を問わず楽しめるネイチャーリゾート知床。仕事をしつつ、知床の魅力を家族みんなで味わい尽くすベースキャンプとして、このホテルを利用してみてはいかがでしょうか。
KIKI知床ナチュラルリゾート
- 住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ香川192
- TEL:0152−24−3222(北こぶしリゾート予約センター、日曜・祝日を除く10:00~18:00)
- ウェブサイト:KIKI知床ナチュラルリゾート