仏人パティシェのお墨付き「マダムヨーコ」
「とにかくふわふわで、1度食べたら定期的に食べたくなる。『マダムヨーコ』はそんな素敵なスイーツです」と、絶賛するのは野口さん。
適度な弾力で焼き上げた生地の間にフランス産チーズを使ったクリームを挟んだシンプルなお菓子で、大阪国際空港でも人気を誇るスイーツのひとつ。
レシピはもちろん、お菓子を製造する機械まで自社で開発したものです。
食感、味、香り、焼き色、くちどけ、余韻と、すべてにこだわっていて、フランスの有名パティシェからお墨付きをいただいたこともあるのだとか。
「要冷蔵のため、持ち帰る際にややハードルが高いのですが、大変な思いをしてでも買って帰って欲しいお土産です。食べやすい大きさでクリームも甘すぎず、とても美味しいのであっという間に食べてしまいます。このふわふわ感…1度食べたら絶対、また食べたくなりますよ」(野口さん)
「マダムヨーコ」が生まれたのは、1992年のこと。
欧風菓子やパン、アイスクリーム等を製造していた「フラワー」の先代オーナー夫妻がフランスに出かけた際、モンサンミッシェルで食べた名物のオムレツ(スフレ状のふわふわとしたもの)に感銘を受け「こんなふんわりとしたチーズケーキがあれば」とインスピレーションを受けたのがきっかけなのだとか。
帰国した夫妻からその話を聞いたグランシェフ(先代オーナー夫妻の息子さん)は試行錯誤を繰り返し、オリジナルのお菓子を考案し、お父様がお母様を呼ぶ際の「マダム・ヨーコ!」の掛け声から、このお菓子を「マダムヨーコ」と名付けたといいます。
「遅い時間になると売り切れていることもあるので、空港に着いたらすぐ、お店にチェックしに行ってくださいね」(野口さん)
「フラワー」のもうひとつのおすすめは、「原始パイ」と銘打たれたパイ菓子「トルティヨン」。
こちらは、職人技を持って焼き上げられる独特な食感と風味が特徴的で、こだわりを捨てることによって生まれた「原始」の味とのこと。
大量生産が出来ないためこちらもレアな一品なので、「マダムヨーコ」とともに、チェックしてみてください。
「マダムヨーコ」と「トルティヨン」が購入できるのは大阪国際空港南ターミナル2階の「ANA FESTA 伊丹ゲートコンビニ店」。
空弁やサンドイッチ、飲み物なども購入できるので、空の旅に出かける前に、ここで旅の準備を。
店舗情報(3)
- 名称:フラワー 竹内街道軽里店
- 住所:大阪府羽曳野市軽里2丁目73-1
- TEL:072-958-4444
- 営業時間:9:30〜19:00(店舗)、9:30〜17:00(カフェ)
- ウェブサイト:フラワー
おわりに
名作スイーツが揃う近畿エリアにお出かけの際は、締めくくりもぜひスイーツで。
「大阪国際空港」には、今回紹介した3品のほか、「りくろーおじさんの店 大阪伊丹空港店」(北ターミナル2F)など人気土産が揃っています。
誰に贈っても喜ばれる素敵なお土産を、手に入れてみてください。
- 記載の内容は2021年11月現在のもので、変更となることがあります。
- メインビジュアルは「ル・パン神戸北野」提供
- 写真はすべてイメージです。