新ホテル開業で注目。安比高原の大自然の中でリゾートライフを楽しもう

ホテルエリアからすぐそばにある、21コースを有する「安比高原スキー場」。サラサラの雪質のパウダースノーが楽しめる、スキーヤー憧れの地です。圧雪バーン、非圧雪バーン、モーグル練習レーン、ツリーランゾーンがあり、レンタルやスクール、ゲレンデレストランなど設備も充実。恵まれた自然環境を生かした雪質と広大なゲレンデで、快適なスキー、スノーボード体験が満喫できるでしょう。

安比高原には、「安比高原ブナ二次林」があります。二次林とは、本来その土地にあった森林が自然災害や伐採などによって裸地になり、その後自然に再生した森林を指します。安比高原には、前のまきば・中のまきば・奥のまきばと呼ばれる芝生高原を取り囲むようにブナ二次林が広がっています。

安比高原ブナ二次林は、春は新緑、秋は紅葉と季節によって姿が様変わり。春から夏にかけて、まきばではエゾリンドウなどが花を咲かせ、散策の目を楽しませてくれます。しっとりと澄んだブナの息づかいと季節ごとの景色を味わいに、森林浴に出かけてみましょう。

夏から秋にかけて、安比高原の緑や星空、紅葉を眺望とともに楽しめるのが「安比雲海ゴンドラ」です。ゴンドラ山麓駅から山頂駅までは15分の遊覧の旅。山頂駅からは遊歩道を使って、前森山の山頂を目指しましょう。標高1,304mの山頂からは、ブナ二次林や岩手山、八幡平、七時雨山、姫神山を見下ろす大パノラマが広がります。7月下旬から10月下旬には山頂に天空ガーデンがオープン。運が良ければ、雲海がみられることも。雲海が発生しやすいのは早朝。朝早くゴンドラに乗って訪れるのがおすすめです。

「八幡平アスピーテライン」は、八幡平御在所地区から秋田県のトロコ温泉までを横断する全長27kmのドライブロード。春から秋にかけて自然がつくりだす絶景が見られます。特におすすめなのが、5月中旬から6月中旬頃に見られる八幡平ドラゴンアイ。八幡平の頂上付近にある鏡沼の雪解けの様子が、まるで龍の目のように見えることからそう名付けられました。エメラルドグリーンの水面による幻想的な自然現象が見られます。

4月中旬から5月中旬に八幡平山頂あたりにできるのが、雪の回廊です。冬の間に積もった雪を除雪し、道路を開けると、雪の壁が回廊を作り出します。その回廊は高さ数メートルにもなって迫力抜群。春の訪れを告げる真っ白なドライブロードが楽しめます。

八幡平アスピーテラインは、桜や紅葉の景色も見事。それぞれの季節で趣向の違う景色が見られるので、1年に何度も訪れたくなるでしょう。

八幡平アスピーテラインで八幡平山頂までドライブした後は、山頂を起点にしたトレッキングがおすすめです。八幡平は、日本百名山になっている標高1,613mの雄大な山。いくつものトレッキングコースが整備されて、さほどキツさもないため、本格的な登山経験や装備がなくても大丈夫。可憐な高山植物が咲き誇るコースをお散歩気分で歩くことができます。

岩手県民の森から松川温泉周辺にかけて、渓谷美が楽しめる「松川渓谷」があります。渓谷沿いはエリア屈指の紅葉スポットとして知られ、川の流れや岩場の景色と一緒に色づく山の装いが楽しめます。イワナやヤマメが釣れる清流で、渓流釣りをするのもおすすめ。秘境として知られる松川温泉郷は、日帰り入浴もできます。

新しく開業するリゾートホテルの存在により、国内有数のリゾート地となることが期待される安比高原。春、夏、秋、冬とそれぞれに魅力的な姿を見せる観光地スポットも豊富です。安比高原のリゾートホテルをベースに、自然に包まれながらリフレッシュの旅へ出かけてみてはいかがでしょうか？