全長3,911mの巨大吊り橋の主塔から見るガラスも天井もない感動的な絶景が広がっている。
高さ約300メートルの絶景パノラマ
明石海峡大橋は兵庫県神戸市の舞子と淡路市岩屋を結ぶ世界最長の吊り橋。
この橋の主塔から見る絶景へのツアーが「明石海峡大橋ブリッジワールド」だ。
ツアー時の注意事項や同意書に記入を済ませ、橋の歴史について説明を受ける。
いかに明石海峡大橋がさまざまなことを緻密に計算して作られたかがわかる。そんな橋のテッペンにこれから向かうのだ。
一般の観光客でも入れる回遊式通路を抜けると、いよいよ床がグレーチングの管理路に出る。
海面までの高さは45mほどで、透ける海がその高さを物語っている。
淡路島方面へ向かって、主塔までおよそ1km。
高さに加え、その長い距離を歩く間恐怖と戦うのかと思うと腰が引けてくるが、頭上の道路ではそんなことはお構いなしに普段通り車が走っている。
橋の下では点検も欠かせないため、作業車両が通れるように幅広の通路になっている。
水道管や電気ケーブルも通っているため、明石海峡大橋は淡路島の大切なライフラインなのだ。
次第に高さに慣れてくる頃、いよいよ主塔に到着する。
内部に入り、エレベーターで一気に主塔のテッペンまで移動する。
エレベーターを降りて天井のハッチを開けると待っていたのは高さおよそ300mの目も眩む大パノラマ。眼下に見える車は豆粒のよう。
神戸側、淡路島側どちらも眺めることができる、ここだけの世界。
明石海峡大橋ブリッジワールド
- 住所:神戸市垂水区東舞子町4-114(橋の科学館)
- 電話番号:078-784-3396
- 営業時間:4~11月の木~日曜、祝日 9:30~12:10、13:30~16:10
- ウェブサイト:明石海峡大橋ブリッジワールド
- 明石海峡大橋ブリッジワールドの実施に関してはウェブサイトをご確認ください。
- 記載の内容は2022年2月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
撮影協力:明石海峡大橋ブリッジワールド