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    掲載日:2022.04.13

    瀬戸内の島を彩る独創的なアート

    香川県の直島をはじめとする島々には、有名アーティストたちが手がけた作品が展示されている。島の風景に溶け込んだ独創的なアートを探してみよう。

    のどかな島に現れるアートの数々

    ジャウメ・プレンサ:男木島の魂

    男木島にある「ジャウメ・プレンサ:男木島の魂」

    男木島に到着すると否が応にも目に飛び込んでくる建物。
    さまざまな言語で作られた白い屋根は、反射する水や影など
    光の加減で変わった表情が見られるのもおもしろい。

    独創的なアートが島の暮らしと共存している

    建物の中では、地元の方が休憩している姿も。
    のどかな一面とアートのコントラストも楽しめる。

    藤本壮介:直島パヴィリオン

    直島にある、藤本壮介作「直島パヴィリオン」

    直島パヴィリオンは、27の島々で構成される直島の
    「28番目の島」として制作されたアート作品だそうで、
    中に入って寝そべったり、思い思いの楽しみ方ができるのも特徴。

    ライトアップされた夜の姿も幻想的で美しい

    直島パヴィリオンは夜になると幻想的に光りだす。
    白くライトアップされると、日中とはまた違った展示のように感じる。

    草間彌生:赤かぼちゃ

    直島の宮浦港にある、草間彌生作「赤かぼちゃ」

    直島の玄関港「宮浦港」の広場に設置された「赤かぼちゃ」。
    直島内を走るラッピングバスにもあしらわれるなど、
    直島アートの代名詞的作品。

    「赤かぼちゃ」は作品の中に入って内側からもアートを楽しめる

    最大の特徴はかぼちゃの中に入ることができること。
    顔を出したり、中から写真を撮ったりさまざまな楽しみ方ができる。

    山口啓介:歩く方舟

    男木島にある山口啓介作「歩く方舟」

    男木島のアートを見るなら外せないのが
    旧約聖書に登場するノアの方舟ならぬ「歩く方舟」だ。

    海を望む地で迫力ある姿を見せる

    4つに連なる山の方舟を10本の足で、災いを鎮めるために海に向かう姿なのだという。
    その様子は勇敢にも、奇怪にも見えてくる。

    眞壁陸二「男木島 路地壁画プロジェクト wallalley」

    男木島の路地を彩る眞壁陸二作「wallalley」

    男木島は、丘に建てられた家々をつなぐ細い路地が多く
    それは生活に欠かせない道。そんな路地を彩るのが壁画アートだ。

    のどかな暮らしの風景にアートが溶け込んでいる

    男木島ののどかな風景に溶け込んだ壁画アートは
    島の新しい町並みの一部になっている。

    • 記載の内容は2022年2月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
    • メインビジュアル:草間彌生「赤かぼちゃ」2006年 直島・宮浦港緑地
    撮影協力:瀬戸内国際芸術祭実行委員会

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