おすすめのルアーやフライ

ルアーフィッシングなら、50mm前後のミノー(小魚を模したタイプのルアー。シンキングタイプやフローティングタイプ)が多くのポイントでおすすめです。そのほかに早瀬を攻略しやすいヘビーシンキングタイプも欠かせません。また、流れの強いところでも沈めやすい重めのスプーンも用意しておくと活躍します。

フライフィッシングなら、毛バリは水温がまだ低いシーズン初期は水面下に沈めて使うニンフやイマージャーが効果的。水温が上がってくる6月以降になると、川に多く棲息するトビケラを模したドライフライがよく釣れ、夏になればシケーダ(セミ)やマドラーミノーなどの大型のドライフライにも元気な魚が飛び出します。フライロッドは魚のサイズが大きいので、本州の渓流用よりワンランク上の#5~6がおすすめです。

ルアーフィッシングでもフライフィッシングでも、釣り人のアクセスがよい分、魚の警戒心は高いので、岸際の障害物の周辺や、流れが複雑に絡み合う場所こそがねらいたい場所になります。なお、北海道の山や川はいずれもヒグマの生息地。心配しすぎる必要はありませんが、現地に着いてからも出没情報などの注意書きには気を配り、川に入る時はクマ鈴を付けるなどの対策をしましょう。
ホテル滞在のリゾートフィッシングが楽しめる

阿寒川が流れる阿寒エリアは、温泉地としても知られる阿寒国立公園に位置しています。近くにはゆったり滞在できるリゾートホテルが多数あり、「あかん悠久の里 鶴雅」など、近年注目のワ―ケーションに力を入れているところも増えています。


あかん遊久の里 鶴雅
- 住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目6番10号
- TEL:0154-67-4000(9:00~18:00)
- ウェブサイト:あかん遊久の里 鶴雅

ニュー阿寒ホテル
- 住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目8-8
- TEL:0154-67-2121(8:30~20:30)
- ウェブサイト:ニュー阿寒ホテル
雄大な雄阿寒岳や静かにたたずむ阿寒湖を眺めて仕事をしたら、オフの時間は釣りザオを持って阿寒川で大型のニジマスをねらう。そんな長期滞在も非常に魅力があります。北海道らしい釣りが身近に体験できる場所にある。それが阿寒川です。
釣り場へのアクセス
たんちょう釧路空港からレンタカーを利用する場合、阿寒川まで約40分。根室中標津空港からは約2時間。
釣り場情報
阿寒川
- 遊漁期間(釣りシーズン):(ニジマス・アメマス・イトウ)5月1日~10月31日、(ヤマメ)7月1日~10月31日
- 遊漁時間:日の出1時間前~日没1時間後
- 遊漁料:日券1,500円(税込)、回数券(12回分)15,000円(税込)
- 管轄漁協:阿寒湖漁業協同組合(TEL:0154-67-2750)
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問合先:フィッシングランド阿寒(TEL:0154-67-2057)
※遊漁券を販売しているほか、ウェブサイトでは詳しい遊漁規則も紹介しています。 - ウェブサイト:フィッシングランド阿寒
- 記載の内容は2022年3月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
文・写真:つり人社