人気の観光スポットをチェック
よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸は、かつて横須賀製鉄所副首長であるジュール・セザール・クロード・ティボディエ氏の官舎でした。2003年に解体されるまでは、本州最古級の西洋館だったそう。ミュージアムではその小屋組みを移設した実物展示のほか、日本近代化の基礎となった横須賀製鉄所の歩みなどが展示されています。
ここへ現在、横須賀市の職員として出向中のCAが駆けつけてくれました。エントランスにあるモニターで、横須賀の「サテライト」と呼ばれている見どころの紹介を一緒に見ながら、横須賀を訪れたら外せない定番の場所を教えてもらい、今日巡るルートを決めていきます。
よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸
- 住所:神奈川県横須賀市汐入町1-1ヴェルニー公園内
- TEL:046-827-7003
- 営業時間:9:00〜17:00/年中無休
- 入場料:無料(体験型ムービーは有料)
- ウェブサイト:よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸
歴史深い老舗ダイナーでランチタイム
そうこうしているうちに、時間はちょうどお昼どきに。まずは横須賀ならではのランチを食べに行くことにします。そう、横須賀といえば「ヨコスカ ネイビー バーガー」ですよね。横須賀市に出向しているCAたちがそのおいしさに太鼓判を押す、老舗アメリカンダイナーにお邪魔しました。
ハニービー(HONEY BEE)では、横須賀名物「ヨコスカ ネイビー バーガー」やタコス、チリコンカンなど、豊富なメニューを取り揃えています。ランチタイムには行列ができる人気店で、地元の人々にも愛されています。
2008年、米海軍横須賀基地から海軍の伝統的なハンバーガーのレシピが横須賀市に提供され、そのレシピを元に誕生したのが「ヨコスカ ネイビー バーガー」です。認可されたお店でしか味わうことができず、横須賀市内でも15店舗しか提供しているお店がないのだとか。牛肉本来の味を損なわないようシンプルな味付けで、お好みでケチャップなどのソースをかけて食べます。
「フォークとナイフを使わずに、少し潰してから手に持って頬張るのが本場の食べ方だと、教えていただきました。ジューシーなので、肉汁がこぼれそうで少し怖いですが、ダイナミックにいただきます」(藤田CA)
ハニービー(HONEY BEE)
- 住所:神奈川県横須賀市本町2-1
- TEL:046-825-9096
- 営業時間:11:30~23:00(新型コロナウィルス感染拡大防止のため、営業時間は店舗へ直接お問い合わせください)/無休
- ウェブサイト:ハニービー(HONEY BEE)
「ドブ板通り」をのんびり散策
ハニービーは、テレビなどでもよく紹介される横須賀の名所「ドブ板通り」(京急汐入駅から米海軍ベースにかけての一帯の商店街)にあります。昔、この道の中央にドブ川が流れており、米海軍から提供してもらった厚い鉄板でその川に蓋をしたことから、「ドブ板通り」と呼ばれるようになったのだとか。日本とアメリカの雰囲気が融合し、さまざまな業種のお店が連なっています。
後半では、東京湾にある唯一の無人島「猿島」を散策します。