2日目は福岡屈指のリゾート「糸島」へ
福岡巡り2泊3日モデルコース、2日目は、福岡県西部の糸島半島に位置する「糸島」へ。
玄界灘に面して美しい海岸線が広がる糸島は、神奈川県でいう逗子・葉山エリアのような、素晴らしい自然の中で海水浴やサーフィン、観光が楽しめる人気のリゾート地です。
糸島市内までは、福岡市街から都市高速環状線を利用して、車で40分ほど。
朝の混雑時間帯は渋滞することもあるので、時間に余裕をもって出掛けるのがおすすめです。
糸島市内に入ったら、まずは糸島半島の北側にある桜井二見ヶ浦の「夫婦岩」へ。
150mほど沖合に浮かぶご神体の夫婦岩は、向かって右の岩には伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、左の岩には伊邪那美命(いざなみのみこと)が鎮まっているとされ、古くから信仰を集めています。
夫婦岩の前に立つ白亜の鳥居は昭和43年に建てられたもので、景観を損なうことがないようあえて白い色に塗られているといいます。
夏至の日には、夫婦岩のちょうど中央に夕陽が沈む姿を見られるので、その時期を目指して訪れてみてもいいでしょう。
桜井二見ヶ浦 夫婦岩
- 住所:福岡県糸島市桜井
- ウェブサイト:桜井二見ヶ浦 夫婦岩
糸島産の天然マダイでランチタイムを
海岸を散策してお腹を空かせたら、糸島食材にこだわった創作和食が楽しめる「糸島ほたる」へ。
東京の麻布十番や銀座などに店を構える「博多ほたる」の姉妹店で、旬の素材をふんだんに盛り込んだおいしい食事が楽しめるとして定評があります。
糸島市は天然マダイで日本一の漁獲量を誇り、その味わいでも日本一を自負。
このマダイを、ごま鯛、あら炊き、フライ、鯛出汁などさまざまな料理で味わうことができる嬉しいメニューが「名物鯛づくし御膳」です。
玄界灘が育んだ天然マダイは、濃厚な旨味が特徴。
自家製のお漬物や小鉢も付いた、コスパの良さも魅力です。
限定10食の「海鮮ほたる飯定食」も、ぜひ味わってほしい逸品です。
こちらは、羽釜炊きごはんの上に焼き魚、イクラ、カニ、そして明太子をぜいたく盛り込んだ「ほたる飯」がメイン。
糸島たまごの卵黄をほたる飯に載せ、ごはんに絡めていただくのがツウの食べ方。
糸島豚の豚汁が付いた、糸島の味覚をまるごといただける御膳です。
ランチ、ディナーともに人気があり混雑する可能性が高いので、時間に余裕をもってでかけましょう。
糸島ほたる
- 住所:福岡県糸島市泊837
- 電話:092-332-7666
- 公式Instagram:糸島ほたる
糸島屈指のパワースポット「白糸の滝」
糸島の魅力は、美しい海やグルメだけではありません。
標高954.5mの「雷山(らいざん)」をはじめ1,000m級~800m級の山が連なる背振山地が佐賀県との県境に広がり、糸島の恵まれた自然を感じることができるエリアとして、注目を集めています。
ここで訪れたいのは、福岡県指定の名称「白糸の滝」。
標高900mの羽金山を流れる川付川の水源近くにあり、落差は約24m。
幅12mの岩肌を白い糸のように流れる姿が美しく、福岡県屈指のパワースポットとされ、訪れる人が後を絶ちません。
滝の周囲は「白糸の滝ふれあいの里」として整備され、初夏には10万本のあじさいの絶景が広がり、そば打ち体験やヤマメ釣り、そうめん流しなど、自然を生かした趣向を楽しむことができます。
白糸の滝が発するマイナスイオンをしっかり体内に取り込んで、旅の疲れを癒していきましょう。
白糸の滝
- 住所:福岡県糸島市白糸460-6
- ウェブサイト:白糸の滝
旅のしめくくりは「空港散策」がおすすめ
いよいよ3日目。チェックアウトの時間までホテルでゆっくり体を休めたら、2020年にリニューアルした福岡空港で、フライトまでの時間を楽しみましょう。
福岡空港の人気スポットが「展望デッキ」。ここからは福岡空港の滑走路が一望できます。
国内26路線、国際18路線を有し、滑走路が1本しかない空港の中で日本一の離発着数を誇る福岡空港には、次々と飛行機がランディング。
青空を背景に続々と姿を見せる飛行機の雄姿を眺めれば、きっと日常のストレスが消えていくことでしょう。
福岡をはじめ、日本屈指のグルメが一堂に会するのも、福岡空港の魅力です。
館内には博多や東京、北海道、大阪、山形など全国屈指の人気ラーメン店9店舗の味巡りができる「ラーメン滑走路」や、人気ご当地メニューがそろう大型フードコート「the foodtimes」、博多銘菓など九州スイーツが並ぶ「SWEETS HALL」など、時間をかけてじっくり楽しみたいお店がずらり。
グルメや買い物に熱中し過ぎて飛行機の時間を忘れてしまうことのないよう、くれぐれもお気をつけて。
さぁ、海山の幸がいざなう福岡旅へ
豊かな自然とにぎやかな都市部が隣接する九州の玄関口・福岡は、観光もグルメもお土産もすべてがハイレベル。
アジアとの交流をテーマにした「九州国立博物館」など、福岡ならではの文化に触れ合うことができるスポットもそろっています。
この夏福岡に足を運び、その魅力を堪能してみましょう。
- 記載の内容は2023年3月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
- 写真はすべてイメージです。