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スウェーデンの首都、ストックホルム。水と緑地にあふれ、自然と都市が調和した世界有数の景勝地です。市内には100以上もの美術館や博物館が点在し、歴史的な建造物も多く観光的な見どころも満載。そんなストックホルムの基本情報から観光スポット・グルメをご紹介します。
羽田空港からの直行便も運航スタート
東京・羽田空港―ストックホルムのアーランダ国際空港をつなぐANAの直行便が、2025年1月31日(金)より運航開始(火曜・金曜・日曜の往復週3便/2025年3月30日〜2025年10月25日は火曜・木曜・日曜の往復週3便)。
ストックホルムはANAにとって、欧州8カ国目の新規就航地点になります。北欧地域への乗り継ぎ面でも、高い利便性が期待されます。
ストックホルムの基本情報
- 言語:スウェーデン語(英語も通じます)
- ビザ:観光や知人訪問などの短期滞在(90日以内)は不要
- 通貨:スウェーデン・クローナ(SEK)、表記(kr)。1クローナ=約14円。
- 物価:ランチで150〜230kr(日本円で2,000〜3,000円)ほどが相場
- 空港:アーランダ国際空港
- 主な交通手段:地下鉄、電車、路面電車、バス、タクシー、フェリーなど。アーランダ国際空港から市内へは「エアポート・コーチ(Flygbussarna)」(バス)、「アーランダ・エクスプレス」(電車)などで移動可能。30〜60分ほどで移動できます。
世界一美しい都市、その見どころは?
14の島から構成されたストックホルムは、水と緑地、市街がそれぞれ3分の1ほどの割合で形成されており、世界一美しい都市と称される素晴らしい景観が魅力。映画や物語の舞台のモデルとなることも少なくありません。今回は、ストックホルムを訪れるならぜひ足を運んでみたい、主な観光スポットをピックアップしました。
旧市街「ガムラスタン」
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中世からの町並みが広がるガムラスタン。ジブリ映画「魔女の宅急便」のモデルになった都市といわれていて、日本人にも人気のエリアです。ガムラスタンにはストックホルム最古の教会である大聖堂や、街のどこからでも見える塔があるリッダ―ホルム教会、ノーベル博物館など、魅力的な名所が点在。のんびりお散歩しながら、町並みや雰囲気も十二分に楽しめます。
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ストックホルム宮殿の中庭で行われる「衛兵交代式」は、ガムラスタン観光の中でも必見のイベント。宮殿の西にある中庭の広場で1日1回行われます。一糸乱れぬ衛兵の行進は圧巻です。
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ガムラスタンは17〜18世紀の古い街並みがそのまま残されており、石畳の小路が網目のように張り巡らされているのも魅力です。
ガムラスタン
- アクセス:地下鉄・ガムラスタン駅からすぐ。ストックホルム中央駅から徒歩10分ほど
ウプサラ
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北欧最古の大学であるウプサラ大学、北欧最大の教会がある街として有名なウプサラは、ストックホルムから電車で40分ほどの位置にあります。
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ウプサラのシンボルともいえる北欧最大の教会・ウプサラ大聖堂は、1280年代から着工し、1435年に完成されました。完成までになんと、1世紀以上も費やされています。スウェーデン王・王妃の戴冠式が300年以上行われてきた厳かな場所です。高さと明るさを求めたゴシック建築らしく、内部は天井の高さとホワイトをベースとした色調が目を引きます。彩り豊かなステンドグラスの薔薇窓や、天井の美しいアーチも素晴らしく、見とれてしまいます。
ウプサラ
- アクセス:ストックホルム中央駅から電車で1時間弱
地下鉄アート
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ストックホルムの地下鉄は、パブリックアート天国。石灰質の岩盤をくり抜いて造られた約100駅の天井や壁に、150人以上にも及ぶアーティストによるアートが展示されています。お気に入りの駅を見つけてみるのも楽しそうです。
ヒョートリエット
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ストックホルム中央駅からひと駅の場所にあるヒョートリエットの広場では、月〜土曜日まで新鮮なフルーツや野菜、花などを売る野外市場がオープンしています。日曜日には蚤の市が開催され、地元の方々や観光客で大にぎわい。アンティークの陶器やヴィンテージアイテム、北欧らしいハンドメイドの小物など、掘り出し物を発掘してみるのも良さそうです。
広場に面した地下は食品市場となっており、ザリガニやトナカイ、雷鳥の肉などレアな食材も売られているとか。眺めているだけでも楽しめそうですね。フードコートもあり、リーズナブルにランチが食べられます。
ヒョートリエット
- アクセス:地下鉄・ヒョートリエット駅からすぐ
ストックホルムの定番グルメ
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日本でもよく親しまれているスウェーデン料理といえば、ミートボール。ホワイトソースに絡めて、リンゴンベリー(コケモモ)のソースやジャムと一緒にいただくのが定番です。
ジャガイモを使った料理も多く、「ヤンソンさんの誘惑」などはお馴染みのメニュー。これはジャガイモと玉ねぎ、アンチョビにクリームを合わせてオーブンで焼いたもので、シンプルながら格別なおいしさ。ぜひ本場の味を楽しんでいただきたい逸品です。
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また、ニシンを使った料理が多彩で、「焼き立てニシン(ニシンのフライ)」も定番です。ストックホルムには屋台スタイルのニシンバーガーのお店もあり、日本では味わえないニシン料理を楽しむことができますよ。
羽田空港からの直行便の就航で、格段に行きやすくなったストックホルム。次の旅の候補地にいかがでしょうか?
- 記載の内容は2024年12月現在のもので、変更となることがあります。