2023/07/03更新
④シミュレーター訓練(約4ヶ月)
シミュレーター訓練からはFFS(Full Flight Simulator)と呼ばれる、実際のフライトさながらの動きや姿勢を模擬できる最新鋭の訓練装置を使用して訓練を行います。この課程ではボーイング767の離着陸や飛行の基本操作、機材故障時の操作、1つのエンジンが不作動となった緊急時の操作など、FTD(Flight Training Device)訓練で習得した手順に加えて、ボーイング767の操縦技術を磨いていきます。
航空機の操縦資格を得るには各機種ごとに審査が必要です。パイロットは、基本的に、自分が現有している資格の1機種にしか乗務できません。この4ヶ月のシミュレーター訓練の最後には審査があり、この審査に合格するとボーイング767のライセンス取得に大きく近づきます。