2024年3月期の業績

過去最高益を大幅に更新。

航空業界を取り巻く環境は、ウクライナや中東地域情勢等の地政学リスクが懸念されるものの、旅客需要は回復基調が続いています。
このような経済情勢の下、航空事業を中心に増収となったことから売上高は2兆559億円(前期比20.4%増)となりました。また、営業利益は2,079億円(前期比73.2%増)、経常利益は2,076億円(同85.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,570億円(同75.6%増)となり、いずれも過去最高益となりました。

連結経営成績

  • 「△」はマイナスを表します。
連結経営成績(単位:億円)
2023年3月期実績 2024年3月期実績 差異 増減率(%)
売上高 17,074 20,559 3,484 20.4
営業費用 15,874 18,480 2,605 16.4
営業利益 1,200 2,079 878 73.2
営業外損益 △82 △2 79
経常利益 1,118 2,076 958 85.7
特別損益 25 △28 △53
親会社株主に帰属する当期純利益 894 1,570 676 75.6
EBITDA*1 2,643 3,502 808
  1. *1. EBITDA=営業利益+減価償却費

営業利益と当期純利益

2020年3月期:営業利益608億円、当期純利益276億円、2021年3月期:営業利益-4,647億円、当期純利益-4,046億円、2022年3月期:営業利益-1,731億円、当期純利益-1,436億円、2023年3月期:営業利益120,030億円、当期純利益89,477億円、2019年3月期:営業利益2,079億円、当期純利益1,570億円

2025年3月期業績見通し(2024年4月26日修正)

今後の経済見通しにつきまして、日本経済は雇用・所得環境が改善し、景気の緩やかな回復が続くことが期待されています。一方、世界経済は、世界的な金融引き締めや中国経済の先行き懸念等が景気の下振れリスクとして想定されます。
このような状況下で当社グループは、「2023~2025年度ANAグループ中期経営戦略」の2年目として戦略を確実に遂行し、経営ビジョンである「ワクワクで満たされる世界を」の実現に向けて取り組んでいきます。引き続き、航空事業を中核事業として、新しい地域間の多様な繋がりを創出し、社員のウェルビーイングを大切にするとともに、株主の皆さまをはじめとした様々なステークホルダーに寄り添いながら新たな価値を提供してまいります。

単位:億円(単位未満は切り捨て)
2025年3月期見通し(連結業績) 予想 前期実績
(2023年3月期)
増減
売上高 21,900 20,559 1,340
営業損益 1,700 2,079 △379
経常損益 1,600 2,076 △476
親会社株主に帰属する当期純損益 1,100 1,570 △470
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