社長メッセージ
堅調な旅客需要を取り込み、通期業績予想を上方修正
安全運航を堅持し、基本品質を徹底してまいります

芝田 浩二
株主・投資家の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2025年3月期第3四半期は、旺盛な訪日需要と国内レジャー需要を堅実に取り込んだ結果、国際線旅客・国内線旅客ともに好調に推移し、ANA、Peachの両ブランドで前年を上回る売上高となりました。運航規模の拡大に伴う整備機会の増加や人財への投資を進めたことなどから費用が増加して前年同期比で389億円の減益となりましたが、売上高は第3四半期として過去最高の1兆7,027億円となりました。今後も堅調な需要が続くと見込まれることなどから、2月3日付で通期の業績予想を上方修正いたしました。
ANAブランドでは、10月の成田=パース線の再開に続き、12月には4年ぶりの新規路線として羽田=ミラノ線を、1月には羽田=ストックホルム線をそれぞれ開設しました。さらに2月には、羽田=イスタンブール線の開設を予定しています。Peachブランドでも、12月から新たに関西=シンガポール線を開設する等、積極的に需要を取り込んでいます。
安全・定時運航を一義に、引き続きANA・Peach・AirJapanという3つのブランドの強みを最大限に活かしたネットワークによって、お客様の利便性向上と日本の国際競争力向上に貢献してまいります。株主・投資家の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2025年2月
代表取締役社長 芝田 浩二