安全と基本品質を徹底しつつ、価値創造サイクルを推進してまいります

代表取締役社長
芝田 浩二

株主・投資家の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2025年3月期第2四半期は、8月の宮崎県での地震や9月の能登豪雨をはじめとした各地で発生する局地的な豪雨など、自然災害が多く発生いたしました。亡くなられた方々へのご冥福をお祈りすると共に、負傷された方々、被災された方々に心からのお見舞いを申し上げます。

売上高は前年同期と比べて968億円増加の1兆995億円となりましたが、運航規模の拡大に伴う整備機会の増加や人財への投資を進めたこと等から費用が増加し、前年同期からは減益となりました。今後も回復基調の続く旅客需要を中心に収入機会を着実にとらえ、費用のマネジメントを強化しながら通期の利益計画の達成に向けて努めてまいります。

事業面では、国際線旅客事業において、8月に羽田=ウィーン線を運航再開し、欧州、アジア路線を増便する等運航規模を拡大させたほか、Peachでは、訪日需要の積極的な取り込み等により収入の最大化を図りました。また、2月に運航を開始したANAグループの第3ブランドとなるAirJapanでは、成田-バンコク線、仁川線、シンガポール線を運航しておりますが、この度2次元バーコードによる決済を日本・韓国・タイへ導入し、利便性向上に努めています。

これからも基本品質を徹底し、安全・定時運航を守ると共に、株主の皆様、お客様、社会、グループ社員の価値創造サイクルの好循環を実現し、持続的な企業価値向上につなげてまいります。
株主・投資家の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2024年10月
代表取締役社長 芝田 浩二

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