ANAグループ安全理念・安全行動指針
ANAグループにとって安全は経営の基盤であり、業種・ブランドにかかわらずグループすべての事業において守るべき絶対的な使命です。中でも安全運航は、さまざまな職種が互いに連携して支えており、相互の理解と信頼が特に重要です。そのため、ANAグループ社員共通の誓いである「安全理念」と「安全行動指針」はグループすべての職場で掲げられ、日々の業務の中で強く意識されるとともに、社員一人ひとりの行動の拠りどころとなっています。
ANAグループ安全理念
安全は経営の基盤であり
社会への責務である
私たちはお互いの理解と信頼のもと
確かなしくみで安全を高めていきます
私たちは一人ひとりの責任ある誠実な
行動により安全を追求します
ANAグループでは、全役職員が日常の業務を遂行する上で規範となるべきANAグループ安全理念を定めています。この理念は、ANAグループ共通の理念であり、この理念の下、ANAグループ全体で航空の安全を追求していきます。
『安全は経営の基盤であり社会への責務である』
安全の堅持は、お客様の生命、身体あるいは財産を守ることだけでなく、私たちの生命、身体、財産を守ることにおいても社会的責務であると同時に、この責務を全うすることができなければ、企業としての存立が危うくなります。安全を維持、向上させていくことはANAグループの発展に不可欠であり、経営の基盤となるものです。
『私たちはお互いの理解と信頼のもと確かな仕組みで安全を高めていきます』
安全は数多くの組織、グループ各社が、お互いに協力し連携しあって各々定められた業務を確実に実施することで初めて達成されます。お互いの理解や信頼は、組織間で業務を行なううえで基礎となるもので、また組織を超えた協調体制や安全を確保するための制度やシステムといった仕組みを常に最新、最善の状態に保ち、継続的に安全性を維持向上させることが必要です。
『私たちは一人ひとりの責任ある誠実な行動により安全を追求します』
これらの仕組みの中で、私たち一人ひとりが常に安全の状況を確認し、改善し、安全を確保していく責任を担っていることを十分認識し、より確実な安全を自らの行動により誠実に追求していきます。
ANAグループ安全行動指針
- 1.規定・ルールを遵守し、基本に忠実に業務を行います。
- 2.プロフェッショナルとして、健康に留意し常に安全を最優先します。
- 3.疑問や気づきを声に出し、他者の意見を真摯に受け止めます。
- 4.情報はすみやかに伝え、共有します。
- 5.未然・再発防止のために自ら改善に取り組み続けます。
- 6.社内外の教訓から学び、気づきの能力を磨きます。