ANA Open 歴史を動かす一打がある。

今日の速報

2012年9月13日(木)

ANA OPENゴルフトーナメント予選ラウンド初日。 — 総評 —  天気:曇り時々晴

記念すべき第40回ANAオープン第1ラウンドが今年も、札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(天候:晴れ、気温:27.2℃、風向:北北西、風速:4.4m)で幕を開けた。
今年のANAオープンには歴代のANAオープンチャンピオンが14名出場。スタート前には14名の歴代チャンピオンにANAのキャビンアテンダントから花束が贈られ、さらには、各選手からギャラリーにその花束をプレゼントするという40回の記念大会ならではのセレモニーも行われた。

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初日を終え65ストロークの7アンダーで単独トップに立ったのは、平塚哲二選手。1打差2位には梁津萬選手、2打差の3位タイに上井邦浩選手ら4名が続いた。
注目のホストプロ石川遼選手は、出だしの連続ボギーで出遅れるものの、その後は立て直し、1アンダーで初日を終えた。

単独トップで初日を終えた平塚哲二選手は、「ショットは良くなかったけど、パターとショートアイアンが良かった。」という言葉通り、10mと15mの距離のバーディパットを決めるなど、7バーディ、ノーボギーの65、安定したゴルフを見せた。

一方、石川遼選手は、ANAオープンが、プロ転向後から数えて日本ツアーで100試合目の出場という節目の試合。 「後半になってショットが良くなりました。後半はボギーが出る感じがしなかったですね。」と話すように、後半9ホールはノーボギーでまとめ、ホスト大会での優勝へ向けて、望みをつないだ。

大混戦の第1ラウンドが終了し、明日の第2ラウンドもトッププロのハイレベルな争いが、北の大地で繰り広げられる。
大混戦を一歩抜け出すのは誰か、注目が集まる。

平塚哲二選手

イメージ もうボロボロですわ(笑)
パターだけ。。。パットとショートアイアンだけです。。
たまたまショットいいのもありましたけど。。
なんとかごまかしてやりました。
ドライパーが飛ばない。アイアンがなんとか飛んでくれている。
後半に入って、ドライバーはラフばかり。木の根っこから出すだけというのも2つくらいありましたかね。。

ずっとショットはだめ。パットが入ってくれていて、なんとかなっている。

セガサミーの月曜日に首を痛めて、そこからずっと。
いっこうに良くならない。だからパットを基本に戻って練習するようにしたのが良かったかも。さらに先週予選落ちしてから、ショットとパットの練習割合を逆転させた。。ショット1かごでやめて、アプローチとパターを重点的にやるようにした。

首は頸椎捻挫、今も痛い。首こわしてから、ライン読めなくなった。今もアイシングしながらやっています。

梁 津萬選手

イメージ (ノーボギーですがピンチは)
11番でティーショットをミスして右に外してしまって、ピンまで40ヤードあったけど、それを1メートルまで寄せました。

今日はティーショットが良いのでフェアウェイを外さないで出来ました。アイアンもパッティングも調子が良かったです。

(先週大会で同じ中国出身の呉選手が優勝)
キャディーが電話してくれて知りました。嬉しかったです。同じマネジメント会社ですし、おめでとうと言いたいです。
中国は今ゴルフが盛んになってきていて、国際的に知られている選手は少ないけど、チャンピオンになれる若い選手はいると思う。2人で頑張っていきたい。

(明日から)
ここはフェアウェイを外すと難しいけど、良い調子だし、これから練習して明日もフェアウェイにしっかり運んで頑張ります。

池田勇太選手

イメージ (まとまったバーディもありましたが?)
3連続が2つね。そういうところは良かったかな。

(もっと取れた?)
そういうホールもあるけど、申し訳ないけどあがりが悪いし、ナイスラウンドじゃないよ。

(一打入魂?)
おおよそ出来ているけど、もったいないあがりもあったし、まだまだ。

(スコアは満足?)
普通です。

(優勝争いできそうな手応えは?)
出来るじゃない、しにきてるんです。

石川遼選手

イメージ 前半は全体的にショットが良くなかった。スイングを調整しながらというか、、その作業で前半は一杯一杯でしたね。でも後半になってショットが良くなった。後半はボギー出る感じがしなかったですね。
後半はプレー良かったです。

パットは前半はロングパット、ミドルパットともにいい感じで打てていたがショートパットがもう少しスムーズにストローク出来ればいい。

後半は長いパットが入るようになったけど、今年は今までの(輪厚の)なかで、一番フィーリングがあっている。
このコースは8番と11番、この2つのパー3がかなり難しいホール。
あとはティショットでフェアウェーをキープできれば、チャンスになってくるホール。あとはグリーン上が難しい。でも今年は全体的にグリーンはやわらかめ。少しスコアは伸びるかも。

17番は狙っていきたいホール。フェアウェーもやわらかく球も沈みやすい。
だから林越えは難しくなる。

18番のティショットでスイング少し気づいて、ボールが打てていない、なんかなでているような感じだった。それまで原因はわかっていたんだけど、プレー中は直すの難しかったから、それが前半全然出来ていなくて、後半に入ってから、急に一番からいい感じでいけた。
それが早い段階でできていなかった。

あと何をすべきかどうかは、自分でも分かっている。焦ることもなく一打一打こうしっかりイメージできあがってから、打つという当たり前のことをひとつひとつしっかりやっていくこと。