晴天で迎えた決勝ラウンド最終日。2位に5打差をつける首位スタートの谷口 徹は、6、7番の連続ボギーで中嶋常幸に2打差まで迫られたが、その後は 安定感のあるプレーでスコアをキープ。2バーディ、2ボギーの72で回りトー タル16アンダーでフィニッシュ。嬉しい約2年ぶりのツアー通算15勝目を 挙げた。5度目のANAオープン優勝を狙ったベテランの中嶋は、大きな見せ場 は作ったもののトータル12アンダーで惜しくも2年連続の2位タイで終えた。 また石川遼は、自身初の1ラウンド2イーグルを奪いホストプロとして最後まで ギャラリーを大いに魅了し、北海道3戦の成績による「ゴルフ北海道スイング」 では見事1位を獲得した。